みなさんこんにちは
海外旅行の保険みなさん入っていますか?
海外に行く際、何かあった時保険があると安心ですよね。
クレジットカードでの保険があることで保険に入らず旅行に行かれる方も多いと思われます。
しかし、保険会社によってはクレジットカードの保険では危険なので保険会社に入った方が良いと保険会社の方に言われたことが筆者はあります。
ホンマかいなと思いつつわからなかったので当時の筆者は保険に入りました。
保険の金額がどれくらいあれば良いのか検討がつきませんでした。
今回は過去の事故でのでの高額医療費などで発生する確率をデータに基づいて本当に必要か検討していきたいと思います。
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【保存版】海外旅行の保険はクレジットカードで十分なのか統計的に計算、海外旅行で高額の医療費が発生する確率と合わせて解説

この記事でわかること
- 海外での高額の医療費が発生する確率
- クレジットカードの保険の考え方
- クレジットカードの保険で十分なのか筆者が持っているカードで検証
では早速行ってみよ〜
海外での高額の医療費が発生する確率

海外での医療費は日本の保険が適用されないため、非常に高額です。もし、海外で怪我などをした場合はもちろん治療してもらいますよね。
アメリカや欧州などの医療費は保険が適用されないためバカ高くなってしまうのは、耳にしたことがあると思います。
高額な医療費が年にどれくらい発生しているか確認していきましょう。

まず最初に、高額の医療費は年間に約70件発生しているようです。(統計データはジェイアイ傷害火災保険のデータ)
高額の医療費は統計では300万円以上の物を指しています。
データで見てもわかる通り怪我などをされる方の半分はシニア層(65歳以上)のようです。
高額の医療費は年間に約70件発生している
高額医療費を払う可能性は?

ではどれくらいの確率で実際はお金を払う確率があるのでしょうか?こちらを統計的に確認していきましょう。
ジェイアイ傷害火災保険の(BUSINESSデータ)より支払い件数が約4万8000件になっています。
事故発生率が3.70%であることから*、海外の保険契約者の母数は約130万件と推定されます。
つまり、今回300万円以上請求されるケースは2017年では68件であったことから、68/130万人ですので、高額医療費を払う確率は0.005% になります。
これは他の確率で例えると年末ジャンボ宝くじにて3等(100万円)が当選する確率に相当します。*
さらに、年齢別に見たとしてシニア層でなければ0.002%になります。
ここまで行くと高額の医療費が発生する確率のために保険を払うのもバカらしくなりますね。。。
しかし、保険は万が一のためのものですから
統計的に見ると高額の医療費が発生する確率は0.005%、シニア層(65歳以上)でなければ0.002%
数字のマジックに注意しよう!事故発生率とは?

ジェイアイ傷害火災保険のデータから、事故発生率では3.7%、数にして27人に1人とデータ上うたわれています。
27人に1人というと自分も当たりそうと思われるかもしれません。
しかし、事故発生率は何も300万円以上の高額な医療費が発生する確率ではありません。
治療・救援費用、携行品損害、旅行事故緊急費用などといった様々なトラブルに対しての発生率を表しています。
300万円以上が発生する高額な医療費はあくまでも治療・救援費用の中に入っていますが、携行品損害、旅行事故緊急費用の場合は仮に発生すると悲しいですが人生が詰むことはないでしょう。
あくまでも人生が詰んでしまうのは、300万円以上の高額な医療費でしょう。
事故発生率は何も300万円以上の高額な医療費が発生する確率ではない。
クレジットカードの保険の考え方

前述した通り、大きくお金を払う可能性があるものは治療・救援費用になります。
ここにクレジットカードの保険が適用されるかがポイントになってきます。
クレジットカードの保険には利用付帯と自動付帯の2つがあります。
利用付帯は、クレジットカードで交通費や航空券、ツアーの代金を払うと保険が適用される保険です。
自動付帯は、クレジットカードを発行した時点で適用されるので持つだけで適用の対象になる。
基本的に無料のクレジットカードは、利用付帯の保険になります。ただし、エポスカードは無料でありながら自動付帯の保険がつきますので、持っていない方は是非作りましょう。
ポイントサイトのモッピーを経由することで条件通り発行するだけでポイントを取得できることができます。
エポスカードを作る時は経由していただくと、ポイントももらえます。会員登録するだけで300円分のポイントがもらえます。是非どうぞ〜
クレジットカード海外保険の見方

クレジットカードの保険でどれくらいの金額が賄えるか見てみましょう。
我らが楽天カードの保険は下記の通りです。
保険の種類 | 楽天カード | 楽天プレミアムカード |
---|---|---|
保険適用条件 | 利用付帯 | 自動付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 | 5,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 | 300万円 |
疾病治療費用 | 200万円 | 300万円 |
賠償責任(免責なし) | 2,000万円 | 3,000万円 |
救援者費用 | 200万円 | 200万円 |
携行品損害(免責金額3,000円) | 20万円 | 50万円 |
傷害死亡は期間中の事故により、ケガをして死亡に至った場合にもらえるものです。
後遺障害は期間中の事故により、ケガをして障害が残ってしまった場合、障害の程度に応じてもらえるものです。
傷害死亡・後遺障害はよく大きく最大5000万円まで保証などと書いている保険になります。
傷害死亡・後遺障害は何かあった時に自分ではなく、遺族や家族を守るための保険でないことはわかります。
傷害死亡・後遺障害はいざという時の保険でない
傷害治療費用は、ケガがもとで医師の治療を受けられた場合に診療・入院費用等のかかった費用に対してもらえる費用です。
疾病治療費用は、病気がもとで医師の治療を受けられた場合に診療・入院費用等のかかった費用に対してもらえる費用です。
傷害治療費用と疾病治療費用が実際に海外でケガや病気になった時に支払われる費用になりますね。
傷害治療費用はケガと疾病治療費用は病気に対して支払われる費用で実際にかかる可能性がある費用
賠償責任は不慮の事故で他人をケガさせたり、他人の物を傷つけた場合に支払われる費用です。
要は海外で運転していて相手をケガさせてしまった時に発生する費用ですね。
救援者費用は海外でケガした時に、親族などが現地に駆けつけるために支払う費用になります。あるとうれしいですね。
携行品損害は不慮の事故により、自分の持ち物が盗まれたり、壊れた時に自賠責分の費用を支払うことで損害を補填してくれる費用です。
携行品損害は、自分の持ち物が盗まれたり、壊れた時に補填してもらえる費用
長くなりましたが保険としては、傷害治療費用、疾病治療費用、携行品損害が重要になってくるのがわかります。
さらに、べらぼうにお金がかかって困る可能性があるのは傷害治療費用、疾病治療費用になるのがわかります。
保険として重要なのは高額な費用が発生する可能性がある傷害治療費用、疾病治療費用
クレジットカードの保険で十分なのか筆者が持っているカードで検証

さきほど前述で述べた保険の費用として重要なのは高額な費用が発生する可能性がある障害治療費用、疾病治療費用ということはわかりました。
楽天プレミアムカード1枚持っていると高額な医療費が発生する確率(300万円)は0.005%ですので楽天プレミアムカードだけでも0.005%の確率を十分担保できますよね。
しかし、300万円だと不安だと精神的に感じる人がいるかもしれません。
クレジットカードの保険は合算できるものもあります。合算の可否は下記の通りです。
保険の種類 | 合算可否 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 合算不可能 |
傷害治療費用 | 合算可能 |
疾病治療費用 | 合算可能 |
賠償責任(免責なし) | 合算可能 |
救援者費用 | 合算可能 |
携行品損害 | 合算可能 |
上記の通り、傷害死亡・後遺障害を除き合算が可能なので、クレジットカードで自動付帯の保険があるカードが多ければ多いほどクレジットカードの保険は強化されます。
クレジットカードの保険が『傷害死亡・後遺障害』を除き、合算できる
筆者が持っているクレジットカードでシミュレーション

- 楽天プレミアムカード Mastercard
- ANAワイドゴールドカードJCB
- エポスカード Visa
筆者が持っているカードは上記の通り、
保険の種類 | 楽天プレミアム カード | ANAワイド ゴールドカードJCB | エポス カード | 合計保険 適用金額 |
---|---|---|---|---|
保険適用条件 | 自動付帯 | 自動付帯 | 自動付帯 | – |
傷害死亡・後遺障害 | 5,000万円 | 1億円 | 500万円 | 1億円 |
傷害治療費用 | 300万円 | 300万円 | 200万円 | 800万円 |
疾病治療費用 | 300万円 | 300万円 | 270万円 | 870万円 |
賠償責任(免責なし) | 3,000万円 | 1億円 | 2000万円 | 1億5000万円 |
救援者費用 | 200万円 | 400万円 | 100万円 | 700万円 |
携行品損害 | 50万円 | 50万円 | 20万円 | 120万円 |
傷害治療費用、疾病治療費用は800万円以上3枚のクレジットカードで保証されます。
アメリカ(ハワイ)やヨーロッパなどの医療費が高い国に旅行に行く場合は、この金額以上の金額がかかる可能性は0.0005%はあります。
正直万が一のことを考えれば考えるほど積み立てる金額は大きくなっていくので心配な方は医療保険に入りましょう。
保険は安心を買うという意味でもあるので、それでも間違いではないと思います。
心配がある状態で旅行なんて精神衛生上よくないですしね
クレジットカードの保険でも筆者が持っているカードでは800万円保証できます。
万が一の保証が欲しい場合、保険会社の保険を利用すべき
いかがでしたでしょうか?クレジットカードの保険って奥が深くて考えると面白いですよね
これをうまく使うことで海外旅行によく行く人はお手軽に安心を手に入れることができるかと思います。
この記事を読んで、少しでも不安が残った方は保険会社の保険に入ることをお勧めします。
これを読んでクレジットカードの保険で十分だ、安心だと思えた方は幸いです。
この記事を読んで無制限の保険に入った方が良いと論理的に考える一助となれば幸いです。