みなさんこんにちは
みなさんは確定拠出年金個人型のiDecoや企業型DCを利用していますか?
筆者は利用しております。
今回は確定拠出年金の概要やiDecoと企業型DCの違いを解説して果たしてやるべきなのかを解説していきたいと思います。
この記事をみてざっくりと制度の理解をしていただければ幸いです。
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確定拠出年金個人型iDecoや企業型DCはやるべきなのか?解説!税制優遇を使って老後のお金を上手に貯めよう!iDecoと企業型DCの違いを解説

この記事でわかること
- 確定拠出年金の概要、確定拠出年金ってなぁに?
- 個人型確定拠出年金(iDeco)と企業型DC(確定拠出年金)の違い、どっちがお得?
- 確定拠出年金個人型iDecoや企業型DCはやるべきなのか?
ではさっそくいってみよ〜
両学長がわかりやすく解説してくださってます。
下記の動画で大枠をつかむことができます。
確定拠出年金の概要、確定拠出年金ってなぁに?

確定拠出年金。。。iDecoと名前が1人歩きしていると思いますが、ざっくりいうと公的年金に上乗せして企業や個人が任意で加入できる『私的年金』です。
年金は制度上たくさん払った人の方がたくさん戻ってくる制度ではあるので、年金をたくさん将来もらいたいかつ資金に余裕があるかたは一考の余地があります。
確定拠出年金は公的年金に上乗せして企業や個人が任意で加入できる『私的年金』

確定拠出年金は上記に示すとおり3階建構想になっており、サラリーマンや公務員場合、3階部分になります。
iDecoや企業型DCといった確定拠出年金の制度を利用することで通常のようにただ貯金するより、税制が優遇されるのでお得にお金を積み立てることができる傾向にあります。
確定拠出年金の制度を利用することでお得にお金を積み立てることができる傾向にある
個人型確定拠出年金(iDeco)と企業型DC(確定拠出年金)の違い、どっちがお得?

ではiDecoと企業型DCの違いはなんでしょう?
ざっくりとまとめたものが下記の表の通りです。
iDeco 個人型確定拠出年金 | 企業型DC 企業型確定拠出年金 | |
---|---|---|
加入 | 任意 | 会社の制度に依存 (福利厚生として運用) |
掛け金 | 自己負担 | 会社負担 + (自己負担でさらに足せる) |
納付方法 | 口座振替 | 会社から納付 |
金融機関の選択 | 自分で選択 | 会社が選択 |
運用商品 | 自分で選択した 金融機関から選ぶ | 会社が選択した 金融機関から選ぶ |
口座維持手数料 | 自己負担 | 会社負担 |
個人型は任意でのもの、企業型は会社の複利厚生として整備されているものですね。
企業型は会社が選択した金融機関から商品を選ぶ必要があるため選択肢が狭まります。
しかし、個人型は自分で金融機関を選択することができるので、自分のほしい金融商品がある金融期間を選択することができます。
個人型は口座管理料が発生するが、企業型では会社が負担してくれる。
iDecoでは投資した額が控除の対象になります。通常税引後のお金でしか投資できませんが、iDecoを使えば控除は増えます。
一方、企業型は企業型DCとしてあらかじめ拠出することで年収を下げることができるので、給与所得が多い方ほど税金が高くなるので、企業型DCはお得になります。
企業型は企業が加入してないと加入できないです。これはあくまで会社が社員に提供する福利厚生の一つであり、基本は導入していたら全員加入になります。
以上のことから会社の制度として、企業型DCがある場合はiDecoではなく企業型DCを選択する方がお得です。
企業型DCがある場合はiDecoではなく企業型DCを優先した方が良い
とはいえ、確定拠出年金は投資ですので元本割れのリスクがあることは考慮に入れておきましょう。
確定拠出年金は投資ですので元本割れのリスクがある
企業型DCとiDecoを併用することができるようになったので理解を深めてさらに気になった場合は一考の余地ありです。
確定拠出年金個人型iDecoや企業型DCはやるべきなのか?

原則として確定拠出年金はあくまでも年金なので原則60歳まで引き出すことができません。
60歳まで積み立てたお金を引き出すことができないのは大きな大きなデメリットになります。
さらに元本割れのリスクもあるので運用に関しては知識も必要になります。
一度始めるのやめることができないのも大きなデメリットでもあり、資金繰りに困った時には足かせになる場合もあります。
- 確定拠出年金は原則60歳まで引き出すことができない
- 投資なので元本割れのリスクがある
- 一度始めるとやめることができない
確定拠出年金は企業型であれば全員加入かつ、企業が負担してくれる割合が大きいので入るメリットも大きいと思います。
iDecoの場合は特別法人税の復活可能性を警戒するならば一度考慮するべきです。
税理士YouTuberのヒロ先生は特別法人税の復活を警戒しており、iDecoをやらない理由を動画で解説してくださってます。
もし特別法人税が復活してしまうと毎年の残高に対して1.173%が税金としてかかってきます。
iDecoの場合は、口座維持手数料と、1.173%が惹かれるので運用益がそれ以上にならなければ確実に元本割れを起こすことになります。
企業型DCは導入している企業が全員加入かつ、基本企業負担であることに対し、iDecoはすべて自己負担であるのでよく吟味すべしです。
iDecoはすべて自己負担であるので、特別法人税復活を警戒すべし
いかがでしたでしょうか?最終的に確定拠出年金をやるやらないは自身の判断になりますが、こちらの記事を読んで参考になれば幸いです。