みなさんこんにちは64ちたん(@TAB_6400)です
今回はポイントサイトの安全性(主に財務面)でみたポイントサイトについて
解説したいと思います。
あくまで私の主観も入るので最終的判断は自分自身でしましょう。
決算書の知識がなくてもわかるように心がけますが。。。これを気に決算書が読みたくなったと思ってもらえたら、
会計超入門! 知識ゼロでも2時間で決算書が読めるようになる! 改訂版
の本がおすすめなので参考までに
ポイントをなぜ貯めるかを決めていない方は
の記事をどうぞ〜
ポイントサイトのを使う理由に関しては
の記事をどうぞ〜
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ポイントサイトって本当に安全なのか?決算書から読み解く安全なポイントサイト
この記事でわかること
- なぜ財務面でポイントサイトを見るのか?
- 各社ポイントサイトの財務を見る
- 結局どこのポイントサイトがおすすめなのか?
ではさっそくいってみよ〜
なぜ財務面でポイントサイトを見るのか?
いきなりですがなぜ財務面でポイントサイトを見るのでしょうか?
会社の財務状況は人間の血流に一般的に例えられ、血がどこかで止まっていたり、滞ってたりしたらなにか病気になってしまったり、健康でないことはイメージできると思います。
財務面が厳しくなると、各ポイントサイト間でのポイント交換が閉ざされる可能性があります。
さらにいうとポイントの交換に大きく制限をつけたり、ポイント出口を急に封鎖したりする可能性があります。
そもそもポイントサイトのポイントは各社のポイント単体では全く価値のないものであり、
私たちポイントサイト利用者はポイントを現金や各社の違ったポイントに変えることで初めて価値を発揮します。
つまり、ポイントを所持している=ポイントサイトからお金を貸してあげている状態として認識して問題ないでしょう。
いくら〇〇ポイントサイトで1億ポイントを持ってようがポイントサイトが潰れてしまえば意味がないことがわかります。
ポイントサイトにポイントを保持していくしていくことはリスクであると考えてもらって問題ありません。
- ポイントサイトの財務状況を知ることはポイント交換のルート閉鎖や制限の予知ができる
- ポインサイトの大量ポイント所持はリスクも孕んでいる
各社ポイントサイトの財務を見る
今回ポイントサイトの財務はよく使われているイメージがあるモッピー、ハピタス 、ECナビ、ポイントインカムについて分析していきたいと思います。
他にここのポイントサイトが知りたい!などの意見があれば64ちたん(@TAB_6400)までDMやリプくだされば追記します〜
今回は会社の財務として安全性としてみるということで主に自己資本比率でみていきますね。
自己資本比率は会社すべてのお金のやりとりをどれくらい自分のお金で会社を運営しているかがわかります。
賛否両論あると思いますが、自己資本比率が高いほど安全性が高いとされています。
一般的に自己資本比率が70%以上なら理想企業、40%以上なら倒産しにくい企業とされています。
自己資本比率が高いほど安全性が高い
モッピー

株式会社セレスは東証一部に上場しており、東証一部はトヨタ自動車、パナソニック、NTTと言った大企業のカテゴリに属します。
東証一部は日本にある会社数の1%にも満たない会社しかカテゴリーに分類されていないので、それだけすごい会社だということがわかります。
しかし、昨今では東証一部上場の中でも格差があり、東証一部の分類について見直しをはかる案もあります。
ここについては長くなるので多くは語りません。
要は東証1部の会社でもピンキリがあるということです。
株式会社セレスは東証一部のなかでみるとだいぶ下の方になりますね。。。
では株式会社セレス(3696)の決算をみていきましょう。
株式会社セレスは95%がモバイルサービス事業(ポイントサイト・アフェリエイト他)です。
ということで財務はほぼポイントサイトの収益とみて問題ないでしょう。
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これを見ると売上高は年々増えているのが見えてすごい会社なんだなぁ。。。と思える一方、営業利益がそこまで伸びていないのを見ると
ポイントサイトはそこまで儲かる事業形態でないことがわかりますね。
営業利益率5%。。。
自己資本比率をみていきましょう。

最新の決算で自己資本比率が53.8%あるので、倒産しにくい企業ということがわかります。
しかし、あくまで今の2019年12月時点の会社の状況であるのでずっと大丈夫であるという認識をくれぐれもしないようにご注意ください。
自己資本比率なんで減る時は一瞬で減りますからね。。。
自己資本比率で見るポイントサイトモッピーは安全性が高い
ハピタス

ハピタスは親会社の株式会社オズビジョンが運営しているポイントサイトです。
株式会社オズビジョンは上場しておらず、売上高33億円(2017年3月)あるようです。
決算書がないので売り上げの推移や自己資本比率はわかりませんので分析できませんが。。。
会社が上場しない理由はいろいろあるのでなんとも言えませんが、上場しない理由は主に3つあります。
- 経営者が自由な経営をできる
- 会社が買収されることがない
- 決算書を公開しなくて済む
極端な話、上場していない会社は自由な経営ができ、上場している会社と比べて好き放題できます。
とは言え上場していない会社でもサントリー、YKK、講談社と上場していない会社でもかなり巨大な会社があります。
しかし、決算書などで売上や自己資本比率を見ることができないので安全性に対しては疑問に思えます。
ただ言えることは経営が悪化すると企業の挙動がおかしくなります。
例えば、我々が持っているポイント(企業側視点の借金)が他のポイントに交換しにくくなると考えられます。
そう言った観点を垣間見るとハピタスは大丈夫なのかなと考えます。
ハピタス は経営に関する不透明さはある
ECナビ

ECナビは株式会社CARTA HOLDINGSが運営しているポイントサイトです。
株式会社CARTA HOLDINGSは株式会社セレスと同様に東証一部に上場している会社です。
では株式会社CARTA HOLDINGS(3688)の決算をみていきましょう。
株式会社CARTA HOLDINGSは24%がコンシュマー事業(ポイントサイト)です。
会社設立の背景もあって50%程度が電通が株式を保有しているんですね・・・
【3688】の業績・財務推移[通期・半期・四半期]|株探(かぶたん)-1024x299.png)
連結で見ると営業利益率が10%前後になっていて悪くないように見えますが、
コンシュマー事業(ポイントサイト)が2019年で見ると営業利益率3%程度なのでこちらもセレス同様に儲かる事業形態でないことがわかります。

自己資本比率をみていきましょう。

最新の決算で自己資本比率が46.3%あるので、倒産しにくい企業ということがわかります。
しかし、あくまで今の2019年12月時点の会社の状況であるのでずっと大丈夫であるという認識をくれぐれもしないようにご注意ください。
自己資本比率で見るポイントサイトECナビは安全性が高い
ポイントインカム

ポイントインカムは親会社のファイブゲート株式会社が運営しているポイントサイトです。
ファイブゲート株式会社は上場しておらず、売上高20億円(2015年10月)あるようです。
決算書がないので売り上げの推移や自己資本比率はわかりませんので分析できませんが。。。
先ほどのハピタスと同様に決算書などで売上や自己資本比率を見ることができないので安全性に対しては疑問に思えます。
ポイントインカムは経営に関する不透明さはある
結局どこのポイントサイトがおすすめなのか?
最終的にどこのサイトがおすすめなのかというとやはり上場している企業は企業の資金繰りなどがある程度みることができるので
モッピーとECナビは私的には安心して人におすすめできますね。
リンクから登録してくれると筆者は喜びますw
ただ心構えとしてはポイントサイトのポイントはポイントサイト運営側からからすると借金でしかないので、業績が苦しくなった時ポイントの出口を制限してくる可能性が高いです。
考えてもらうとわかりやすいですが私が1億ポイント持っていたとして、いきなりポイントが1億円現金で出金されたら企業としては相当しんどいはずなので
時間をかけてゆっくり換金もしくは失効してもらいたいはずです。
ですので大きなポイントが貯まればできるだけ出口に逃すことをおすすめします。
リスク管理の観点からこまめなポイント交換、出金が望ましいと考えられます。
- モッピーとECナビは財務的にみても安心しておすすめできるポイントサイト
- リスク管理の観点からこまめなポイント交換、出金が望ましい
いかがでしたでしょうか?
できるだけわかりやすく書いたつもりでしたが、わかりにくかったりしたら
ご意見いただければ幸いです。
他にここのポイントサイトが知りたい!などの意見があれば64ちたん(@TAB_6400)までDMやリプくだされば追記します〜
ポイントサイトのポイ活はあくまで自分の無理のない程度に楽しんでもらえば人生も楽しくなる気がします。
参考になれば幸いです。